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2022.12.08

お子さまの幸せを、心から願い、喜べるチームでありたい

私事ですが、ちいさな頃から、私を可愛がってくれた叔母が亡くなる二日前に、妻が妊娠したことが分かりました。

妻が、数年越しにようやく妊娠したのを知って、職場の多くの同僚が、自分のことのように喜び、泣いてくれたといいます。

ある同僚の方は、妻より歳上で、ご自身もなかなか子どもを授かることができなくて、いろいろな想いを抱えているはずなのに、マタニティマークと安産御守りのアイシングが施された、心のこもったクッキーを用意して、祝ってくれたそうです。

この話を聞いたとき、MAMEZO(まめぞう)も、そんな事業所でありたい、そんな人とのつながりでありたい、そう強く感じました。

もし、お腹のなかの子どもが最終的に産まれてくることができなくても、この話を聞き、妻が仲間と喜ぶ情景を思い浮かべ、偽りのない人の優しさに触れることができただけでも、本当にありがたいことだと思っています。

仮に、産まれてくることができたとしても、他の子よりできないことがたくさんあって、両親も本人も、本当に苦労する結果になった場合でも、親にも子どもにも、いっさい罪はなく、今回の話のように、誰もがこの世に生を受けたことを、無条件で祝福されるべきです。

私自身も経験がありますが、子どもの頃、うまくいかないことが多いと「なんで生まれてきたのだろう」と、ちいさな胸を痛め、自信を失いがちです。

すべてのお子さまが、いつの日か、「生きていて良かった」と心の底から思えるときが必ず来ると信じて

それまでに、自分で、あるいは他者から傷つけられて、先に進めなくならないように、

少しずつでも歩めるように、しっかりと寄り添っていきたい。

あらためて、そう感じています。

誰かが、退屈だと思った一日は、誰かが、どうしても生きたかった一日だから。

与えられた時間を、決して当たり前と思わずに、大切にしていきたいものです。