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2023.02.04

誰かがやらないなら、私たちが

お子さまをお迎えに小学校へ行くと、多くの事業所のスタッフの方とすれ違います。

こちらから挨拶をすると、一応、返ってはきますが、元気がない方も多い。

学校の先生が出てこられて、私たちが挨拶しても、隣で黙って地面を見つめている方も。

自宅近くにも放課後等デイサービスがありますが、信号待ちで遠くをボーッと見つめている

スタッフ表情からは、辛さや、残念な感じが伝わってきます。

明るく、気持ちよく挨拶ができる心理状況でなければ、何をやっても上手くいかない気がします。

確かに、何もかもすべてが嫌になることもあるかもしれません。

でも、大人自身がそれなりに人生を楽しめていないと、お子さまと関わっても、良い結果は生まれませ

ん。

その点、いまうちにいるスタッフは、みんな気持ちの良い挨拶が、自然とできる方々なので、

結果、お子さまにも、ご家族さまにも喜ばれる成果を上げることができています。

運営会社は、スタッフが希望を失うくらい酷使すれば、利益が上がるのでしょうか。

逆に、スタッフを大切にすると、何か不都合が生まれるのでしょうか。

長い目で見れば、まじめで優秀なスタッフを大切にした方が、事故の確率も抑えられ、

お子さまへのより良い支援につながり、好循環になると思うのですが、

それはそんなに難しいことなのでしょうか。

ルールを守り、真っ当な方針で、事業所として継続していけるか、

本来、当たり前のことへの挑戦が、毎日、楽しくて仕方ありません。

なぜなら、お子さまとご家族さまの笑顔という答えが、ひとつひとつ確かに得られているから。

職員が、まずは基本の挨拶くらいできないと、お子さまとSSTなんてできないはずです。

世の中の広さを知らない、ルールをよく分かってない、医療福祉に携わる者としての倫理観に欠

ける、そんな施設スタッフの方がSSTを必要としている気がしてなりません。

深刻な少子化のなか、一生懸命に子育てをされているご家族さまが、少しでも楽になり、お子さまも笑

顔になれるそんな場所へと、ちいさなMAMEZO(まめぞう)は、一歩一歩、確実に進んでいます。